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No.2
2010/02/28 (Sun) 16:19:00
私は骨折で入院していた時期がありました。
ある日、小柄な若者が入院してきました。
4人部屋だったのですが、
時間が経つにつれて彼の病気の原因がわかってきました。
彼は競艇選手の卵でした。
まだ競技生活に入っていません。
競艇練習中の事故で脳挫傷を…。
2ヵ月程経過して、
ゆっくりですが歩けるようになりましたが、
言葉はまだしどろもどろの状態でした。
競艇中の事故は、
生命を脅かすほどの危険を
起こしうるのは知っていましたが、
いざ身近に起こった出来事となると…
なんとも言葉に表現しにくものがあります。
競艇が正式に行われるようになって、
約50年が経とうとしています。
その間、25人もの尊い命が
レース中の事故によって奪われています。
もちろん、安全対策として
何度も装具等々の改良は行われてきました。
それはある程度、
怪我から選手の身を守るための改良であって、
大事故が発生した場合、
それらの装具は何の意味も持ちません。
プロスポーツ選手、それも一流になればなるほど、
大きな感動を与えてくれますが、
対峙する恐怖心を考えると
いかほどのものかと改めて考えさせられます。
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